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イラストレーターでもある劇場スタッフnagazyが、上映作品をイラストでご紹介!
nagazyの銀幕スケッチ大作戦
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ハッピー・フライト    2008/11/13(Thu)    by: アイハブ♪ユーハブ♪
『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』と、とてもユニークなテーマを題材に映画を撮り続けてきた矢口監督の今回のテーマは「ヒコーキ」です。

これまで飛行機を題材にした映画といえば、緊迫したパニックムービーやCAに焦点を当てたものが多かったのですが、今回はハラハラドキドキしながらも、笑って泣ける?そして、今まで知らなかった航空関係の裏側が垣間見られ勉強にもなっちゃう?!そんなスゴイ映画になっておりました!!

今回『空のプロフェッショナルを描きたい』という矢口監督の熱い思いに答えたのが、なんとあのANA!!
この映画の面白さに惚れ込んだのでしょう。
ANAの全面協力ということでロケ場所の提供から技術の指導、エキストラ出演。
更に実際にフライトを行っているジャンボ機を借りての撮影とあって、機内の撮影もジャンボ機の先頭から最後部まで、タテの奥行きを見せる贅沢なショットを可能にしたそうです。
また、羽田のターミナルを貸しきっての撮影では、パイロット、CA、グランドスタッフがエキストラとして参加。俳優以外の制服姿の人は全て現役のANAの社員というのですから、ANAの協力の度合いが伺えます。

この映画では、羽田空港と関西国際空港が撮影に使われております。
飛行機によく乗る方には、「これが羽田だ!これは関空だ!」といった具合に見分けて楽しむのもイイかもしれませんよ。

今なら109シネマズで「ハッピー・フライト」を見てANAの飛行機に乗れば、プレゼントが当たるかも・・・。
http://109cinemas.net/news/happyflight.html

さぁ!!
とんでもない・・・
飛んでもすごい!!
ヒコーキムービーを是非劇場でご鑑賞下さい。

11月15日(土)ロードショー

櫻の園    2008/11/10(Mon)    by: ネギ坊主
中原俊監督自身によって再映画化された「櫻の園」。
中原監督は、女性を描く手法には定評があり、個人的に「富江最終章 禁断の果実」がお気に入りです。

そして、本作「櫻の園」は、18年前にも映画化されています。ただのリメイクなのか・・・という先入観から鑑賞をスタートしました。

しかし、時代背景も考慮しているので、全く新しい作品へと進化を遂げています。

今回、主演に福田沙紀を向かえ、厳格な女子高を舞台に禁断の物語である「櫻の園」という演劇を思春期の少女たちが命がけで演じようと悪戦苦闘します。
しかし、過去に「ある事件」があった為、学校側から通達された上演中止の通達が・・・。
そして、結末は意外な展開へと進んでいくのであります。

結末は、あなたの心の中で・・・完結することでしょう。

どうぞ、ご覧下さい。

現在公開中

X−ファイル:真実を求めて    2008/11/10(Mon)    by: 裏参謀
クリス・カーター×デビット・ドゥカブニー×ジリアン・アンダーソンの大傑作SFドラマが再びスクリーンに帰ってきました!

1998年に『Xファイル ザ・ムービー』として映画化され、時系列では第5シーズンと第6シーズンの間に位置する1エピソードを描いたものでした。
今回の事件はかつてFBIで“X-ファイル”の事件を担当していた医学博士スカリーは、FBIから女性捜査官の失踪事件への協力を求められる。その協力と一緒にFBIで同僚だったモルダー元捜査官への捜査協力も依頼をされることになった。そんなスカリーの誘いにあまり乗り気でないモルダーだったが、同様に捜査協力を申し出たジョー神父にサイキック(超能力)があるという情報を得ると、過去のトラウマ解決への糸口を見つけたかのように現場復帰を決意した。
 その後、ジョー神父の協力のもと、凍結した湖で発見された腕が発見された。解剖の結果、動物用の鎮静剤が検出されると失踪事件の捜査は異様な展開をみせる・・・。

UFOやUMAといったちょっとオカルトな雰囲気が漂う超常現象をシリーズの柱として構成されており、過去に妹を宇宙人に誘拐されたことで超常現象に対し肯定的な男性捜査官モルダー(まさに“I want to believe”=超常現象を信じたい…)と、医者であり科学者であるため超常現象に懐疑的な女性捜査官スカリーの対照的なコンビが、対立しながらも信頼し合っていく姿はこのシリーズの最も魅力的なところです。『Xファイル』テレビシリーズでは9シーズンあり、現在大ヒットしている『24』『プリズン・ブレイク』といったテレビドラマの基盤ともなったドラマでもあります。
 また、テレビシリーズでは事件が全てうまく解決するというわけではなく、謎を残したまま終わることもありますが、今回の事件はどうなるのでしょうか。。。

 『Xファイル』の有名な言葉「The truth is out there(真実はそこにある)」
皆さんも劇場に来て、その“真実”を見届けてください。

現在公開中

ハンサム★スーツ    2008/11/10(Mon)    by: 元ハンサム
イケメンではなくハンサム。

この言葉がこれほどしっくりくる映画は今までにはなかったんではないでしょうか??
母親の後を継ぎ、定食屋「こころ屋」で店主をしているモテない男。もっと言えば「ブサイク」な男、大木琢郎(塚地武雅さん)。ある日、超がつく美人の寛子ちゃん(北川景子さん)がアルバイトにやってくる。当然のように彼女に惚れ込んでしまい告白するも、あっという間に振られてしまうのでした。

そんな彼が出会ったのが「ハンサム★スーツ」それを着ると顔も声も体系も・・・何もかもがハンサムな「光山杏仁(谷原章介さん)」になってしまう。

ブサイクな定食屋とのハンサムなトップモデルの二重生活を送っていた彼はある日究極の選択を強いられることに・・・。

最近結婚から7年越しの挙式を向かえた鈴木おさむさんの脚本。その妻である森山中・大島さんも出演しています。
塚地さんのブサイクっぷりはもちろん、谷原さんのはしゃぎっぷり&壊れっぷりは間違いなく楽しめます☆
人間は外見じゃない!!と言いたい所ですが、内面も含めて、やはり何かに頑張っている人は輝いていますよね、素敵だと思います。

笑いあり、涙あり、ファッションショーあり、人々の暖かい絆ありと今までにないエンターテイメント作品です。

あなたは大きな幸せと小さな幸せどちらが大切だと思いますか??
さぁみんなで「レッツ、ハンサム♪」

現在公開中

レッドクリフ partT    2008/11/04(Tue)    by: 諸葛亮のビーム
世界的ベストセラーである「三国志」を完全映画化した超大作「レッドクリフ」がいよいとスクリーンに登場です。
「パイレーツ オブ カリビアン」で世界を圧巻した「オーファネジー社」と「M:I-2」で観客の度肝を抜いた監督ジョン・ウーが手を組んだのだから面白くないはずがない!!

物語は大帝国を率いる「曹操(そうそう)」軍、若き君主「孫権(そんけん)」・その孫権と手を組み打倒曹操を目指す「劉備(りゅうび)」の連合軍。この戦いを描いています。この両軍合わせて85万人が入り乱れる戦闘シーンは「オーファネジー社」のお手の物。実写とCGを巧みに組み合わせて圧倒的なスケールで観る者全てを魅了します!!

そして敵国同士であったものが手を組み、戦いの中で友情を築き上げていくこの「漢(おとこ)くささ!」は「男たちの挽歌」「フェイス・オフ」など数々の「漢(おとこ)!!」を撮ってきたジョン・ウーならではで、胸を熱くさせます。(さらに今回も白い鳩が飛びますよ)

昔から愛されてきた作品に、最新鋭の技術と現代の感性が見事に融合した超大作!ぜひ109シネマズでお楽しみ下さい!!

絶賛公開中!

アイズ    2008/11/04(Tue)    by: 裏参謀
ドナー登録ってしていますか? ドナー登録がされていれば、心臓や肺といった臓器の他にも眼球や角膜も提供可能なんです。『アイズ』は幼い頃に視力を失った盲目のバイオリニスト、シドニーが角膜移植手術を受けるところから始まります。しかし視力が回復していくにつれ、シドニーには「見えないはずのものが見えている」ことに気付き苦悩していくことになるのですが…。

カフェで襲いかかる老人、マンションを徘徊する謎の少年、怪しげな黒い影…。

「通常見えないものを見る能力」に苦悩するシドニーを演じるのは『ファンタスティック・フォー』のジェシカ・アルバ。偶発的に「能力」を手に入れるまでは『ファンタスティック・フォー』と同じですが、今作品はスリルあるだけに一味違ったジェシカ・アルバに出会えます。

視界がある者が突然視力を失う恐怖は、我々にも想像ができます。では視力がなかった者に突然、視界が拡がるというのはどういった感覚なのでしょうか。これまでは知る必要のなかった「視界の現実」から逃避することはできません。 
果たしてこれは幸せなんでしょうか。

そういったこともちょっと考えながら「目」でみる恐怖を劇場で鑑賞しませんか。

現在公開中(佐賀は11/8ロードショー)

ICHI    2008/10/27(Mon)    by: テニス部会長です
原作は日本が世界に誇る名作「座頭市」!
勝新太郎、北野武が演じた主人公“市”を あの「綾瀬はるか」が熱演。普段柔らかで清楚なイメージの彼女が今回、最強で孤独な女性役に挑戦です。

三味線を弾きながら唄う旅芸人を一人で続ける盲目の女“市”は、一帯を荒らす夜盗集団“万鬼党”に絡まれる。そこに旅の侍“十馬”が通りかかり市を助けようとするが、なんとトンマな十馬は手が震えて刀を抜けない。
返り討ちにされそうになった瞬間、男たちを斬りおとしたのは市。
十馬の助けなくとも容赦なく人を斬る、強い市の陰には辛い過去があった。十馬は市に着いていくが、誰とも関わりたくない市。やがて万鬼党たちに荒らされている町にたどり着き、市をめぐる三人の男たちのドラマが始まっていく。

「何が悪くて何がいいのか−その境界が見えない。」
ひたすら人との関わりを拒むそんな彼女の心を動かし始める・・愛を知らない孤独な市と、十馬は生に対してのエネルギーが正反対であったが十馬は彼女の心に住み着いているこの闇を取りはらおうとする。
トンマであり、時に男を見せる「大沢たかお」が演じる十馬にも是非注目して下さい!

絶賛公開中!

蛇にピアス    2008/10/24(Fri)    by: セザリーヌ
痛みは、できれば避けたいです。
舌の先を蛇のように二股に割るスプリットタン、体中のピアス、刺青。注射すら怖いのに、一個のピアスをあけるのも決死の覚悟でしたのに…。想像しただけできゅってなっちゃいます。もう一回ピアスをあける勇気も、もうないなぁ。

だから、わたしは“痛み”で何かを感じることは出来ないけど、肉体に痛みを感じることでしか生きていると実感できない、そんな女の子もいるんです。

何に悩んでいるかも、どうしたいのかも解らず、だらだらとただ過ごしているだけのつまらない日々から一転、身体改造をしている“アマ”と名乗る男と出会い、主人公ルイは自らも体に傷を作ることで“生きている”喜びを感じられるようになった。

彼女の生き方に共感するのはとても難しい。でも、彼女も他のみんなも、求めている幸せはいろんな形があるんだって新しい世界を見た気がします。最終的にはきっと同じだろうけど、行き着くまでがまるで違うたくさんの人々。複雑でとっても不思議です。

余談ですが、突然唐沢寿明さんがでてきたときはドキッ☆としました。

10月25日(土)ロードショー

容疑者Xの献身    2008/10/20(Mon)    by: コをプラス。
実にオモシロイ。
まさにこの一言でこの映画を表現出来るのではないでしょうか。
いや、この一言では言い表せないような気もします。

物語の主人公である福山さん演じる「湯川」と堤さんが演じる「石神」。湯川が天才と認めるただ一人の男。
2人の出会いは、4色問題がきっかけとなっています。4色問題とは、全ての地図において隣接する領域が異なる色になるように塗るには4色あれば可能だとする定理を数学的理論で証明せよという問題です。
劇中、コンピューターで証明された理論を美しくないと言い、大学のベンチで石神は自らの手で証明を試みます。
そして、湯川に出会う。
先日、テレビで放送された「ガリレオΦ(エピソード・ゼロ)」で出会いのシーンがあり映画とリンクしていました。そういったちょっとした楽しみがワクワクさせるのですが、
物語の後半から今までにないガリレオの雰囲気が漂いはじめます。

今回のこの映画では、連ドラでは見せなかった湯川学の新しい一面が出ています。
「愛」という名の非論理的な事象に向き合い、誰にも見せたことのない「苦悩」と「心の揺れ」を冷静な顔に浮かべています。予想を超えた展開と濃厚な人間ドラマに引き込まれてしまうことでしょう。
また、この映画の結末とエンディングで流れるKOH+の「最愛」が、歌声が、映画そのものをやさしく包み込むようで、何故か柴咲さん演じる「内海」の愛を感じます。

秋深まりゆくこのごろ、本に没頭するのもいいですが、本の中からイメージを崩すことなく表現されたこの映画を劇場で鑑賞してみてはいかがでしょうか。

現在公開中

イーグル・アイ    2008/10/20(Mon)    by: 裏参謀
コピーショップの店員ジェリーは気ままな生活を送っていたのだが、ある日突然そんな日常が崩壊してしまう。テロ容疑でFBIに拘束され、現実を受け入れられないジェリー、そんな中掛かってきた一通の電話が彼の命運を握っていた。 
正体不明の女の声―ジェリーの個人情報は全て筒抜けで、携帯電話、ATM、監視カメラ、GPS、電光掲示板などを自在に操つり、彼の全てをコントロールしていく。ジェリーは同じ声に導かれたレイチェルと合流し、その声が敵か味方かも分からないまま巨大なミッションの遂行を強いられていくのだった。

携帯電話、ICチップ、オンライン・ショッピングなど現在の日常生活では当然のこととなっている。気がつけばどんどん新しい便利なものが開発され、全てデジタル化して管理されているわけですが、実際どういった仕組みになっているのかなんて考えないですよね。でもよくよく考えると、信号機や電車などの交通機関も機械でコントロールされているんですよね。「そんなデータを簡単に操れる人がいたら世の中一体どうなるんだろう?」 そんな人がいれば、我々は鷹に狙いを定められた「獲物」にしか他ならないんではないでしょうか。

つねに時代の一歩先を見据える希代のヒットメーカー、スティーブン・スピルバーグがこのアイデアを思いついたのは約10年前のこと。当時、それは奇想天外なSFの域に過ぎなかったのに、身近なツールから社会インフラまでが緻密にネットワーク化された21世紀の今、スピルバーグの思案は現実の世界へとなってしまったわけです。

スピルバーグは我々に何を告げるのか――。

劇場に来て皆さんの答えを探してみてください。

現在公開中

イーグル・アイ    2008/10/17(Fri)    by: ほり
スティーブン・スピルバーグ「全人類に警告」
衝撃の予告から始まった本作品。

私達は自分の意思で物事を選択し、管理していると思っていますが、もし別の存在によって自由に日常を操作されていたら・・・。

自分達からは見えないのに、「それは、全てを見ている。」
“姿は見えない声だけ”の存在に対する恐怖が、まるで自分が主人公の二人に乗り移ったかのように、どんどん高まっていきます。
期待を裏切らない展開の早さと面白さに、「圧倒されること間違いなし!!」の作品。

また、本作品で大人っぽくなり貫禄をつけてきたスティーブン・スピルバーグの秘蔵っ子シャイア・ラブーフも必見です!!

現在この109シネマズHPでキャンペーンも実施中。是非ご覧ください!
http://www.109-eagleeye-campaign.net/

10月18日(土)ロードショー

P.S.アイラヴユー    2008/10/17(Fri)    by: コールタール
冒頭、男女が喧嘩をしているところから映画は始まります。やがて二人は夫婦だと分かります。彼女らはいくつかの問題を抱えていますが、心の奥ではお互いを愛し合ってることが伝わってきます。
とにかく、このシーンがとても愛おしく素晴らしい。いつの間にかこの二人のことを親密に感じてしまいます。

しかし夫、ジェリーに訪れる突然の死。絶望に打ちひしがれ、部屋にこもりきりだったホリーの元にある日、死んだはずのジェリーから手紙が届くのです。ホリーは戸惑いつつも手紙に導かれながら、外へと向かって歩いていきます。
それからいつも不思議な方法で手紙が届きます。何通目かの手紙はジェリーの故郷アイルランドへ招待でした。
ジェリーをめぐる旅。楽しい思い出の裏には、彼がもういないという残酷な真実。その先でホリーの選ぶ希望の未来とは…。

個人的にはヒラリー・スワンクにタフな女性、というイメージを勝手に抱いていたのですが、今作では等身大の女性を演じていて目から鱗でした。笑顔がとても素敵なのです。

ヒラリー・スワンクの演じるホリーは大きな悲しみの中から、必死に前と進もうとします。彼女に比べたらずっと規模は小さいのかもしれませんが、自分にも辛いことがあった時のことを思い出したりして、ささやかな勇気をもらいました。

女の友情や、家族の温もりも描かれていて大切なものに胸が暖かくなります。
皆さんも是非、109シネマズでご覧になってください。

10月18日(土)ロードショー

三本木農業高校、馬術部    2008/10/06(Mon)    by: 長渕 玉子
来る日も来る日もひとつの事にうちこみ、壁にぶつかりながらも、泣いて笑って一生懸命にがんばる爽やかな姿を暖かな目線で描く、盲目の競走馬と女子高生の愛と信頼の物語。

本作品で主演デビューした長渕文音は、瑞々しい感性と天性の演技力で、少しずつ大人になっていくヒロインを演じきった。彼女自身撮影期間中、早朝から夜中までヒロインと同じように重労働な馬の世話をし、乗馬シーンもスタントなしですべてこなした。

監督は『半落ち』『夕凪の街 桜の国』など戦争や原爆といった重い作品を取り上げてきた佐々部 清だが、今回は家族・友情に触れながら成長していく少女の姿を青森の四季を背景に、一年かけて丁寧に作り上げた感動作。

撮影前から撮影中も猛練習を重ね、危険が伴う乗馬シーンもすべて本人がこなし、一切スタントを使わずに撮影が行われた。そして香苗を温かく見守る馬術部顧問の古賀先生役に柳葉敏郎が扮するほか、松方弘樹、黒谷友香など実力派が集結した。四季追って1年間を費やした撮影は実在する「青森県立三本木農業高校」で敢行。胸に迫るドラマティックでリアリティのある映像と、ふたりの絆が起こす奇跡は、観た者に温かく深い余韻を残すだろう。ここに盲目の馬と女子高生の心の絆を描いた“珠玉のドラマ”が誕生した!

最近、人にやさしくできていないあなた!
この映画を観れば自分を見つめ直し、人にやさしくなれるはずです。ぜひ!

現在公開中

宿命    2008/10/03(Fri)    by: エリカ
ソン・スンホン×クォン・サンウ…韓国二大トップスターの豪華共演!!
「宿命」遂に公開です。
日本でも人気の高い二人の共演ということもあって、公開をずっと待っていた方も多いのではないでしょうか。そしてその期待もかなり高いはず!

かつては親友だった二人の間に広がる溝…それぞれが背負うものに翻弄され、戦い、傷付け合う様は見ていて痛々しくもあり、また人として男として、匂い立つ様な深く広い世界観を醸し出しています。
鑑賞前にふと、宿命の意味を知りたくなり辞書を引きました。なんでも、生まれる前の世から定まっている運命のことだそうです。そう思うと鑑賞前にも関わらず、作品に一層の深みが増したような気がします。ただの運命ではなく宿命という所が、ある意味二人の絆を感じてなんだかとても切なくなりました。温かい時間を共有した親友にも、傷付け合うことしかない敵にも、なるべくしてなったということなのでしょうか…。しかしこの『宿命』は残酷でありながら、剥き出しの感情をぶつけ合う二人はとても美しく、心に残る一作であることは間違いありません。映像作品としても見所は多く、特にアクションシーンは必見です。リアルな戦闘シーンに多くの人が圧倒され、ただならぬ緊迫感に襲われるのではないでしょうか。

二人の宿命をぜひぜひ劇場で見届けて下さい!!

かつての事件により溝の深まる二人。宿命に抗う男たちに、もう逃げ場はない。かつての親友同士が、今、すべてを賭けて対峙する!!

10月4日(土)ロードショー

宮廷画家ゴヤは見た    2008/10/01(Wed)    by: 『宮廷画家ゴヤは見た』を観た
ランシスコ・ホセ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテス(1746〜1828)ベラスケスと並び、スペイン最大の画家とされる。

1786年、40歳でスペイン国王カルロス3世付きの画家となり、1789年には新王カルロス4世の宮廷画家となる。
40代にしてスペイン画家最高の地位を得たゴヤは、1792年に不治の病に冒され聴力を失う。
ゴヤの代表作として知られる「着衣のマハ」、「裸のマハ」は、マヤが聴力を失って以後の後半生に描かれたものである。

ゴヤが活躍した、18世紀後半から19世紀初頭は、ヨーロッパ全土が動乱の只中であった。
1789年のフランス革命、その後のナポレオン台頭による火種はフランス国内にとどまらず、周辺の欧州各国に戦火をもたらすことになった。

カルロス3世時代には「スペインの中興」と謳われたスペイン王国も、隣国からの飛び火は免れえず、愚鈍と評されたカルロス4世には悪化する事態を収束する手腕はなかった。
カルロス4世は即位後も、公務を王妃と側近ゴドイに任せきりで、国政を顧みず狩りに明け暮れる毎日を送ったとされる。(この側近ゴドイと王妃の関係は公然の秘密であったという。)
フランス革命が勃発し、これに恐怖を覚えたカルロス4世は、先王の改革をさらに推し進めようとする政党と対立するゴドイを手助けするため異端審問に転じた。
しかし、政治の成り行きに口を挟む程度のことしかできず、単に王妃とゴドイの言いなりでしかなかった。
スペインには、キリスト教に改宗したイスラム教徒やユダヤ教徒たちが多く居たため、国内の統一と安定にとって彼らが不安材料になる、と政治的に異端審問を利用した経緯がある。特に異端審問史においても、スペインの異端審問は苛烈を極め、多くの処刑者を生んだことから、異端審問の負のイメージを決定付けるものとなった。

監督のミロス・フォアマンは、この時代のスペインを舞台に映画を作ることを、チェコスロバキアに住んでいた頃から着想していたようだ。
ユダヤ人の両親のもとチェコスロバキアに生まれた彼は、ソビエト連邦軍事介入を機にアメリカに移住する。
両親をアウシュビッツで亡くし、また、チェコスロバキアのスターリン的抑圧を経験している彼にとって、独裁政権による強制収容というテーマは、大きな意味を持つのだろう。

この作品には主要人物が3人登場する。
ステラン・スカルスガルド演じる画家ゴヤ。ゴヤは、ほぼ観察者としての役割を与えられ、物語の動向には深く干渉しない。
2人目は、ナタリー・ポートマン演じるイネス。イネスは、ゴヤにインスピレーションを与える美少女だが、異端審問にかけられ投獄されてしまう。
3人目は、ハビエル・バルデム演じるロレンソ神父。異端審問を強化することを自ら呼びかけるが、ゴヤにイネスを助けることを求められ、牢獄を訪ねる内にイネスの美しさに心奪われる。

このロレンソ神父が、人物として非常に興味深い。神に仕える身でありながら、美しい少女の魅力に抗えない。そして周囲の環境と時勢に合わせて見事な転身を遂げる。
人間の持つ「業」と「信念」とのジレンマを共に内包する人物であり、自己矛盾をあるレベルまで昇華している。もちろん、客観的に見ればその矛盾は覆いきれないが、共感を覚えることが最も多かった。
クライマックスでのロレンソ神父の意地は、ある種の感動を生んだ。
ラストシーンでの3人の構図は、象徴的で心に残る。

巨匠ミロス・フォアマンが『マン・オン・ザ・ムーン』から、ほぼ10年振りにメガホンをとった『宮廷画家ゴヤは見た』。
秋という思索の季節にまさにオススメできる作品となった。

10月4日(土)ロードショー

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